旦那が無駄に休みの日を使って修行僧となっていたのは、ANAの上級会員になるためだとお伝えしましたが、なぜ、たくさん飛行機に乗って、家族からも白い目で見られながらも修行をしてたかというと、修行を達成した暁には、ANAのラウンジに入れる権利が得られるからです。
普通、このANAラウンジに入室するには、ビジネスクラスやファーストクラスに搭乗しないとだめなのですが、ANAの上級会員(プラチナ以上)の資格をゲットできれば、その日の搭乗クラスがたとえエコノミークラスだったとしても入室することができ、飛行機の出発まで、とても優雅な時間を過ごすことができるようになるのです。
よく空港のラウンジと聞くと、『ゴールドカードを持っていると入れる、待合室みたいなやつでしょ。』と答える方が多いですが、
カード会社のラウンジと、航空会社のラウンジは、雲泥の差があります。
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カード会社のラウンジ
出発前のひと時を無料で、優雅に過ごせる空間としては同じなのですが、その優雅さが違います。
通常、クレジットカードのラウンジは、ゴールドカードと呼ばれる、一般カードではない上級カード以上の所有者が入室できる空間です。
非制限エリア(保安検査場の外)に、設置されている空港が多く、出発前のひとときを優雅にと言っても、出発20分前までには保安検査場を通過しなければいけないので、出発ギリギリまでくつろいでいたら、かなりバタバタすることになります。
また、ソフトドリンクは飲み放題となっていますが、種類もそんなに多くはなく、原則、アルコール類は有料になります。
空港によっては、狭くて、窓もなく、ちょっと綺麗な漫画喫茶レベルといった感じだったりします。また、時間帯によってはかなり混んでいて、入室制限をかけれれる時もありました。
初めてゴールドカードを持ってラウンジに入った時には、とても嬉しかった記憶はありますが、最近では、マナーの悪い人も多くて、足が遠のいております。
航空会社のラウンジ
原則、そのラウンジを所有している航空会社またはその航空会社が属している航空連合(ANAの場合、スターアライアンス)のビジネスクラス・ファーストクラスの搭乗券か、上級会員資格を持っている人しか入室できません。
ソフトドリンクもアルコール類も無料で飲み放題(アルコール類は、結構、種類が豊富です。自動の生ビールサーバーがあったりします)
シャワールームも無料で借りることができ、深夜のフライトで機内泊する予定なら、シャワーを浴びてから搭乗して、さっぱりした状況ですぐに就寝することも可能です。
食べ物も無料で食べ放題。ホテルのビュッフェ並みの食べ物が用意されてたり、注文を受けてから作ってくれたりします。
(空港によっては、食べ物がないところや乾き物だけというところもあります)
制限区域内にあって、搭乗口も近いので、ギリギリまでゆっくりできます。
羽田空港(国内線)
ANAの航空ラウンジは、羽田空港第2ターミナルに2箇所(本館北・本館南)あります。
搭乗する飛行機の搭乗口に近いラウンジを利用する方が、出発ギリギリまでのんびりできます。
羽田空港第2ターミナルの中央にあるエスカレーターで3階・出発ロビーまで昇ると、左右の保安検査場近くにプレミアムチェックインカウンターがあります
混んでいる保安検査場を尻目に、颯爽とプレミアムチェックインカウンターに入っていくと、ちょっとした優越感を味わえるのは自分だけではないと思います。
保安検査場を抜けると、すぐにANAのラウンジがあります。
部屋の一面がガラス張りの窓になっていて、とても明るい陽射しが差し込んできます。
窓の向こうには、飛行機の離発着を眺めることができ、ゆったりとした空間で、のんびりと出発までのひと時を過ごすことができます。
窓際にならぶ、背もたれの高いソファー。おしゃれですね。
生ビールやハイボールの自動サーバーもあります。飛行機に乗る前からかなり酔っぱらうことができます。
羽田空港(国際線)
羽田空港の国際線ターミナルにもANAラウンジは2ヶ所あります。(114番ゲート付近と110番ゲート付近に)
国際線のラウンジは、国内線と違ってビッフェスタイルの料理があります。
ここで食べすぎてしまうと、機内食が食べれなくなってしまいますので、ほどほどにしたいのですが、いつも食べ過ぎてしまいます。
国際ラウンジ一押しのチキンカレー。
ANAさん、レトルトカレーで販売してくれないかなと思うほどの絶品です。
生ビール以外にも、焼酎やウイスキーなどのお酒類も豊富。
もちろん、氷や水、炭酸水もあるので、お好きな飲み方で何杯でも飲むことができます。
いつもひとりパーティーが催されます。
奥の方へ行くと、麺類をオーダーできる場所があります。
パッと見、わかりづらく、立ち食いそば感が否めないのがちょっと残念です。
〆の豚骨ラーメンもしっかりと頂くことができます。
成田空港
第4サテライトと第5サテライト、それに国際線で帰国後に使えるarrival_loungeがあります。
成田空港は深夜便を利用することが多いので、飛行機に乗る前にシャワーを浴びて寝る準備万端で搭乗できます。
アメニティはもちろんのこと、バスタオル類もそろっているので手ぶらでシャワーを浴びることができます。
arrival_lounge
成田空港第2ターミナルの1階の端っこの方にあります。
到着後に利用できる唯一のラウンジです。
帰国後にちょっとゆっくりしたい時や、早朝便でそのまま出社する時などにシャワーを浴びるのに重宝します。
海外の料理にあきて日本食に恋しくなった方向けに、おにぎりとお味噌汁もございます。もちろん、アルコール類もそろっていますので帰国早々、酒盛りを始めることもできますよ。
那覇空港(沖縄)
好きなANAラウンジの一つが、那覇空港の国内線ラウンジ
間近に飛行機を眺めながらのんびりできます。
ビールはもちろん、オリオンビール!
旅の思い出にひたりながら飲むことができます。
泡盛がおいてあるのがいかにも沖縄って感じ
また沖縄に来よう!って思ったりします。
まとめ
このように、修行をしてANAの上級会員になると、この特別な空間に入ることができるようになります。
たった1年、ちょっとだけ飛行機に乗りまくればいいのですから、旦那がシャカリキになって乗っていた意味もわからなくはないです。
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