6-4_南インドの古都チェンナイで年越し

年末年始はどこかへ旅行に行きたがる旦那。
しかし、娘たちも大きくなってなかなかスケジュールがあわず、ようやく日程が決まったのが11月も間近に迫った頃。

もうこのタイミングとなっては、人気のエリアに向かう特典航空券はすでに満席状態。
(エコノミーなら、まだ余裕があるようなのですが、どうしてもビジネスクラスに乗りたいらしい旦那としたの娘)

いろいろと検索した挙句、ようやく見つけたのが、2019年秋にANAが就航したばかりのチェンナイ直行便。

チェンナイってどこ?と思ってしまいましたが、南インドの主要都市(昔はマドラスと呼ばれていた)らしいです。

インドは危ない、怖いってイメージがあるようですが、なぜかはまる人は多いようで、私もかねてから行きたかったので、2019年の年越しは南インドの古都『チェンナイ』に決めました。

プレミアムエコノミーで9時間の空の旅

旦那は、なんとかしてビジネスクラスでの旅程を探していましたが、どの路線も満席で、唯一、プレミアムエコノミーでの予約ができたのが、このチェンナイ線だったそうです。プレミアムエコノミーはビジネスクラスとエコノミークラスの間に位置する座席クラスだそうです。

したの娘曰く、「座り心地が全然ビジネスと違う」と文句を垂れていて、完全に育て方を間違ったと痛感。

プライベート感満載のビジネスクラスの豪華さはないですが、エコノミークラスと比べて足元にゆとりある快適なシートでした。

搭乗するや否や、CAさんが挨拶に来てくれて、サービス内容もエコノミーとは違うようです。ちょっと嬉しくなってきました。

が、機内食は、どちらかというとエコノミーより。

まあ、プレミアムエコノミーと言っているのですから、ビジネスクラスよりかは、どちらかというとエコノミークラスよりなんでしょうね。

チェンナイまで往路は9時間もかかります。
午前11時の出発で、到着が現地時間で17時半(日本時間の21時)。まるまる日中の活動時間を使ってのフライトなので、機内にいる時間が結構、退屈します。

途中、2回くらい軽食のサービスもありました。

CAさんが、「ビジネスクラスのデザートかスープはいかがですか?」と注文を取りに来たので、甘いもの好きな私は当然スイーツを、

やはり、ビジネスクラスのスイーツ、大変おいしゅうございました。

一方、旦那はスープを頼んだのですが、まさかの



インスタント。
どうやら、ビジネスクラスという言葉はスイーツにしかかかっていなかったようです。

宿泊はもちろんSPGカードで

こんかいの旅程は、12月29日~1月3日までの5泊6日の旅。
宿泊はもちろんSPGカードで貯まったポイントを使って泊まります。

空港から車で20分くらいのところにある、ウェスティンホテル。(往きの飛行機で一緒だったANAの乗務員の方も宿泊されてました)

チェンナイのウェスティンは、なんとカテゴリー2なので、1室1泊の料金は12500ポイント。しかも、5連泊なので5泊目が無料。4泊分の50000ポイントで泊まることができました。

恵比寿にあるウェスティンは、ローシーズンで1泊50000ポイントだから、どんだけお得かわかりますよね。

ホテルはもちろん綺麗で、当然、部屋もアップグレードされてクラブフロアに泊まることができました。

お風呂は、シャワーとバスタブが無駄に離れています。
シャワーを浴びてゆっくりバスタブにつかろうと思たら、いったん体を拭いてから移動しなければなりません。
お風呂派の人には使いづらいレイアウトです。

ジムやプールで汗を流す

ホテルの施設はひと通りそろっていて、ジムやプールも完備されております。

SPGカードを持ってから、ホテルは泊まるところから滞在するところへと変わりました。観光しなかった時など、のんびりとホテルライフを楽しめます。

豪勢な朝食が毎日食べられる

SPGカードのポイントを使って泊まるときは、朝食が付いてこないことが多いのですが、こちらのホテルは朝食が含まれていました。

オムレツやフレンチトーストなども注文できたり、おいしいフルーツなどもたくさんありました。

インドだからカレー三昧かと思いきや、普通に思い浮かべれるようなカレーはなかったです。南インドの方はナンも主流じゃないそうです。

いろいろな味のカレーがあってバラエティー豊富なのですが、如何せん、日本のカレーが一番な気もします。

ホテルで予約できる世界遺産を巡る旅

我が家はだいたい、往復の飛行機とホテルだけ予約して、あとは現地で考えるといういきあたりばったちの旅をしています。とはいえ、幸運なことにいままで、それといったハズレを引いたことがないです。

今回も、ホテルのツアーデスクで申し込んだ観光プランも楽しかったです。

神社仏閣などの遺跡を愛する我が家のツアーは、主に遺産巡り。
世界遺産に登録されている海岸寺院

クリシュナのバターボール。
微妙なバランスを保っていて、7頭の像で引っ張っても動かなかったそうです。

ホテルから遺跡まで1時間ちょっとかかるので、半日がかりのツアーになりますが、見ごたえはありました。(我が家の感想です)

ただ、途中、おみやげに寄って買わないと出してもらえないというありがちなシチュエーションももあり。

頑なに拒めば大丈夫そうでしたが、Noと言えない我が家、ほぼ言い値に近い値段で買ってしまいました。(多分、半額以下にまで値切れたのかも)

市内観光もUBERで満喫

海外のタクシーはぼったくられるというイメージも多いと思いますが、チェンナイはUBERも利用できるので、意外と安心です。

オートリクシャというトゥクトゥクみたない乗り物
小回りもきいて近場ならこれで十分

市街地にはスタバもあって、ゆっくり休憩できます。
スタバは全世界価格が一緒らしいので、インドだとちょっと割高感があります。

世界で2番目に長いといわれるマリナビーチ

ビーチという響きから、リゾート感満載な場所だと思っていましたが、湘南の海以上に人ごみにあふれている状況。

とにかく人が多くて、犬もうろうろしているし、そこらじゅうにゴミが落ちているし、なんだかとても残念なビーチでした。

歩いて5分くらいのところに大型SC

ホテルから歩いて5分くらい行ったところに大型のショッピングセンターがありました。スーパーやブランド店、フードコートなんかもあって、とても便利でした。

フードコートは時間帯に限らず、人がわんさかいます。
本場のカレーを食べたかったのですが、想像とはちょっと違っていました。

2階にあったビリヤニ屋さん。インドに来て食べ物はハズレばかり引いていた感じでしたが、ここのビリヤニとカレーは秀逸でした。

かなり辛いです><

日本食が恋しくなったら、地下1階にある日本料理屋の秋平

ラーメンが食べれるとあったので行ってみましたが、かなり残念なお味。
余計、日本食が恋しくなります。

まとめ

南インドの旅行本などまったくなく、ほとんど事前準備なしにいったいきあたりばったりの旅行でしたが、それなりに楽しむことができました。

よくインドにいくとその魅力に取りつかれてハマるという噂を聞きますが、そういった感情は残念ながらわいてこなかったです。

次にインドに行くときは、メジャーどころのデリーやムンバイなどがある北インドを旅してみようかとおもっております。

今回の旅行で、宿泊費は1円もかかっていません。

ホテル代を浮かせたいのなら、SPGカードは必携です。

6.実践編
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