5-3_修行の旅

この章では、クレジットカードの利用でマイルを効率よく貯めて、タダで海外旅行をしようという趣旨の物ですので、ANAの上級会員にわざわざなりたくないよという方は、読み飛ばしてください。

プレミアムポイントを効率よく貯める為に、無駄に飛行機に乗る旅を修行ということはお伝えしたと思います。

実際、ノリヒコくんの旦那も一日沖縄2往復はさすがに疲れたと言っていました。
(なぜ無駄に、1日で沖縄を2往復もするのか、ただの運び屋としか言いようがない)

修行僧にとって、羽田-沖縄路線は、プレミアムポイントを貯めるのに効率が良い路線なのだそうです。

OKAタッチ

タッチという言葉も修行僧用語のようです、けっしてあだち充の漫画でも、双子の芸人でもございません。

読んで字のごとし、目的地に到着して、そのまますぐに戻ってくることを意味して。

宿泊なし、観光なし、場合によっては空港から一歩も出ない

ということになります。(相変わらず理解不能です)

OKAは、空港コードと言われるやつで、沖縄の那覇空港を指すコードになります。

プレミアムポイント単価

1プレミアムポイントを獲得するのにかかった費用をpptという単位で表現します。
10円を切ると、かなり効率がよい路線と言われてます。

ちなみに、沖縄はというと

旅割といわれるキャンセルや変更にペナルティがかかる格安の航空券だと、片道1476pp獲得できます。
運賃は、季節にもよりますが、安い時で9980円で行けたりします。
6.7pptで、かなり効率はいいです。
ただし、9980円で乗れる便は、一日一便くらいで、時間帯も悪い時が多いので、平均すると15,000円前後というところです。
なので、10pptくらいになります。

ちょっと割高になりますが、プレミアムシートの旅割というのもあって、こちらを利用すると、片道2860pp獲得できます。
運賃も、だいたい25000円前後になりますので、こちらも10pptくらいになります。

単価がほぼ同じなので、かかる費用もだいたい同じになるなら、なるべく搭乗回数は少なくしたいですよね。

普通の旅割は、1往復で2952pp貯まりますので、およそ17往復で解脱できます。

一方、プレミアム旅割だと、1往復5720pp貯まりますから、9往復で解脱できることになります。

搭乗回数も、およそ半分で済むし、なにせ、飛行機に乗っている間、狭苦しいエコノミーでじっと我慢しなくて、機内食も出て、アルコールも飲み放題、綺麗なCAさんから、いたせりつくせりのサービスがつくプレミアムシートの方が絶対いいに決まっています。

解脱までの費用は、どちらも500,000万円くらいかかることにはなりますが、、、、、、

改めて、金額を算出してみると、とんでもないお金を使っていたのだと、怒りがこみ上げてきます。

でも、女やギャンブルにつぎ込んでいるわけではないし、そもそも、この搭乗運賃もマイルをANAskyコインに変えて使っているので、実際にかかった費用は羽田空港への往復のモノレール代くらいなものなので、健全な趣味だと思って大目に見ます。

また、旦那がSFC会員になったことで、十分すぎる恩恵を家族も受けることができました。

OKA-SINタッチ

更に効率よく、プレミアムポイントを貯めるために、海外の路線を駆使する猛者もいるそうです。
前述したとおり、旦那がシンガポールに日帰りで行ってきたのがまさにそれで、その前後に沖縄往復を付けてppt効率を良くしてるんだとか、、、

お察しの通り、表題の、OKA-SINタッチとは、読み方は、オカシンタッチで、「OKA」とは沖縄の那覇空港、「SIN」とはシンガポールのチャンギ空港をさします。

プレミアムポイントは「基本区間マイル×クラス・運賃倍率×路線倍率+搭乗ポイント」で算出されるのです。
路線倍率は、国内線2倍、アジア・オセアニア1.5倍、その他地域1倍です。

国内だと、できるだけ長距離路線を選べばいいということがわかりましたが、海外だと、距離が稼げるヨーロッパや北米路線だと路線倍率が1倍で、実際のところ割に合わない路線なのです。

アジア・オセアニア 路線は、路線倍率1.5倍となっていますので、PP単価も低く設定できます。
その中でも、シンガポールは就航本数も多く、旅程を組みやすいようで修行僧には人気の路線になっているみたいです。

沖縄に行く必要性は?

単純にシンガポールに行くことは、プレミアムポイントを貯めるうえで効率的な路線ということがわかりましたが、沖縄にいく必要性は?って思ってしまいますよね。

実は、国際線が就航している空港に住んでいない人のために、国内線乗継という救済的な飛行機の予約方法があるようです。
この国内線乗継は、運行距離に関係なく、片道5,000円、往復10,000円で国際線の前後に組み合わせることができます。

今、さらっと説明してしまいましたが

運行距離に関係なく、片道5,000円、往復10,000円で搭乗できるのです。
(きっちり1万円ではなく、500円前後の端数が出る場合もございますので、予約の際にご確認ください。)

となると、できるだけ長い距離を乗れた方がいいことになるわけですよね。
羽田(または成田)でシンガポールに行くとして、一番、就航距離が長いのは、石垣島になりますが、石垣島は本数が少なくて旅程が組みづらいので、運行距離が長く、便数の多さで鑑みると、沖縄が一番相性がいいことになります。

OKA-SINタッチの全容

シンガポール往復に、国内線乗継で沖縄を組み合わせます。
そして、更にその前後に、最寄りの空港から沖縄までの往復を組み合わせることになります。

都内在住で、最寄り空港が羽田空港だったとした場合、旅程は

≪往路≫ 羽田 ⇒ 那覇 ⇒ 羽田(成田) ⇒ シンガポール

≪復路≫ シンガポール ⇒ 羽田(成田) ⇒ 那覇 ⇒ 羽田

となります。
シンガポール便によっては、成田発着も視野に入れて旅程を組みます。

シンガポールに直接フライトできる場所に住んでいるのに、わざわざ、沖縄を往復するなんて狂気の沙汰ですよね。
ここまでして飛行機に乗るなんて、理解不能を通り越して、尊敬の念を抱かざるを得ません。

海外に行くなら国内乗継

上記で説明した国内乗継は、出発地点と到着地点が違っていても問題ありません。

往きを沖縄発にして、帰りと札幌着などにするのも可能です。

沖縄までの飛行機と、札幌から帰ってくる飛行機は別途購入しなければなりませんが、片道5000円で行けるとなるとかなり魅力的ですよね。

タッチのように急いで旅行しないで、国内の観光地をのんびり周遊するのもありかもです。

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